地域医療構想:各地で地域調整会議がはじまっている模様・・・ |
しかし、調整会議が今後の地域の医療の形を変えていくための大切な話し合いの場だという認識はあるのかわかりません。しかも大きい会議体なので、年に多くても3回くらい(長崎県)、当方が住む地域では2回しか開かれません。
各自治体では、病院の再編に備えを考える必要があります。そう急な話ではないのですが、もうあと2ヶ月もするとまた病床機能報告制度の今年度の報告があります。PDCAのように地域医療構想でまとめた適切な病床数に地域の医療提供体制が変わって行ったかのチェック機構ともいえます。
どうも、去年の報告では、「特定機能病院でもないのに、全病床が高度急性期」として出したり、「回復期リハビリテーション病床がないから回復期には非該当で、当院の病床の機能はやっぱり急性期」といった形で、あまりわかっていないねってことで、今年の報告制度では、新しいデータを報告させられるようです。
そういった話はすべて中医協ですが、資料を見ただけではわかりませんね。
平成27年度第6回入院医療等の調査・評価分科会
平成27年7月29日
■病床機能報告、14年度結果を踏まえ今年度分から見直し―地域医療構想GL検討会
MedWatch 2015年7月29日
という記事をみるにつけ、まだ地域医療構想はこれからだということがわかりますね。
さて掲載情報です。
情報公開:病床機能報告制度
■北海道
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/iyk/iry/imu/byousyoukinou.htm
■岐阜県
http://www.pref.gifu.lg.jp/kenko-fukushi/kenko-iryo/iryo/tokeijoho/byousyou-kinou-houkoku.html
■岡山県
http://www.pref.okayama.jp/page/434377.html
■広島県
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/64/fuiryoukeikaku270710.html
■高知県
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/131301/2015061100208.html
■長崎県
http://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/hukushi-hoken/iryo/iryoukousou_byoushoukinou/byoushoukinou/
■宮崎県
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/iryoyakumu/kenko/iryo/top.html
■鹿児島県
https://www.pref.kagoshima.jp/ae01/kenko-fukushi/kenko-iryo/byosyokinohokoku/top.html