2018年 12月 19日
【禁煙で健康♪】公共の場所は禁煙は当たり前に |
来年の夏からいよいよ学校や病院といった公共施設のいて屋内全面禁煙の動きが決まりました。喫煙者の方には気の毒な気もするのですが、吸うべき場所であれば吸えますが、路上の喫煙も厳しくなっており、公共施設では今後は厳しいと考えます。
日本は禁煙教育がもう少し必要なのだと考えます。学校の先生もそうですが、高校を卒業して、大学に入学するとすぐに喫煙者になってしまい、なかなかやめられないのが実情です。
男子の喫煙率は30−40年前に比べるとぐんと減っていますが、まだまだ先進諸国の中で、日本は喫煙率は高い方です。
飲食店に入ると、食事の最中にまだタバコの座った隣の人が食事中でも吸われる人がいると、自分は喫煙しない人間で、立ち去りたくなります。オリンピックを前に、国際的に見ても遅れた現状であり、実際に禁煙を支援してスモークフリーな社会がやってくることを願います。
喫煙の害は、実際に肺がん、咽頭がんといったガンだけではなく、COPDといった肺気腫や呼吸器疾患の原因になるだけではありません。心筋梗塞や脳卒中などの寿命を短縮させてしまうような病気を招きやすくなります。また、これ以外にも「歯周病」になって、歯が早く喪失して、食事が美味しく食べられなくなったりといったことで、百害あって一利なし。
昔と違い、公衆衛生の観点からも医療費高騰の原因の一つなので、やはり今後もっとタバコを売るお店とか「目立たない」ようにしてもらいたいですね。
ちなみに
によれば・・・
「日本人の喫煙率は、男性が33.7%で70位、女性が11.2%で55位となっている。 男性の喫煙率は前年と同じだったが、女性は前年の10.6%より上昇している。
男性は、G7(先進7カ国)の中ではフランスが最も喫煙率が高く35.6%。 日本は2番目。 最も低いのはカナダで16.6%。 アメリカは意外にも喫煙率が低く、24.6%となっている。
(中略)
世界の平均値は、男性が33.7%、女性が6.2%」だそうで、日本は高い方なんです。
男性の喫煙率 (%)[2016年]
1位東ティモール78.1 %
2位インドネシア76.1 %
3位ボリビア 67.3 %
4位チュニジア 65.8 %
5位キリバス 58.9 %
6位ロシア 58.3 %
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21位中国 48.4 %
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40位韓国40.9 %
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70位日本33.7 %
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73位ドイツ33.1 %
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75位スペイン31.4 %
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78位オーストリア30.9 %
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87位 スイス28.9 %
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104位 アメリカ24.6 %
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111位 フィンランド22.6 %
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131位 カナダ16.6 %
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病院・学校・役所の屋内全面禁煙、来年7月から
読売新聞 2018年12月18日
厚生労働省は18日、病院、学校、行政機関などの屋内全面禁煙の施行日を2019年7月1日とする方針を自民党厚生労働部会に提示し、了承された。受動喫煙対策を強化する改正健康増進法の成立で、全面禁煙の方針は決まっていたが施行日が未定だった。同年9月に開幕するラグビー・ワールドカップ(W杯)に間に合わせる狙いがあるという。
施行後は、屋内を禁煙とした上で、敷地内の屋外に喫煙所を設置することは認める。屋内の喫煙所は施行までに撤去する必要がある。
また、改正法が全面施行する20年4月以降は、会社、大型飲食店、ホテルのロビーなども原則として屋内禁煙となる。喫煙専用室を設ければ喫煙を認める。小規模な飲食店は、一定の条件を満たせば例外として喫煙可能としている。
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NHK 2018年12月18日
受動喫煙対策を強化する改正健康増進法に基づき、学校や病院、行政機関などについては、屋内を完全に禁煙にする規制を開始する日程について、厚生労働省は、自民党の部会に、来年7月1日からとする案を示し了承されました。
先の通常国会で成立した改正健康増進法は、他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙を防ごうと、対策を強化するもので、学校や病院、行政機関などは、屋内を完全に禁煙とし、敷地内の屋外では、喫煙スペースであることを示す標識などを立てた場所でのみ、喫煙ができると定められています。
厚生労働省は、18日に開かれた自民党の厚生労働部会で、こうした規制を開始する日程について、来年7月1日からとする案を示し、了承されました。
厚生労働省は、公明党の了承を得たうえで、必要な政令や省令を公布することにしています。
一方、規模の大きな店や新たに営業を始める店は、喫煙室以外禁煙とし、客席面積が100平方メートル以下の、既存の規模の小さい個人経営などの店が、店先などに喫煙が可能であることを表示すれば、喫煙できるとする規制は、法律の規定によって、2020年4月1日から実施されます。
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by skyteam2007
| 2018-12-19 08:00
| 医療