2018年 12月 07日
「No more 医療崩壊」のために国民が知って欲しいこと |
医療費が毎年のように伸び続けています。高齢化や医療技術の進歩が影響しています。これに加えて、高度医療に対するニーズが高まっているのもあります。
大学病院や救急病院に足を運ぶ、救急車の利用者も増え続けています。その中、
「上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」が開催されています。昨日は第4回目で、これまで提案された様々な意見をとりまとめにかかっているようです。
平成30年3月14日
消防庁
平成29年中の救急出動件数等の速報値を取りまとめましたので公表します。
救急出動件数、搬送人員とも過去最多
平成29年中の救急自動車による救急出動件数は634万2,096件(対前年比13万2,132件増、2.1%増)、搬送人員は573万5,915人(対前年比11万4,697人増、2.0%増)で救急出動件数、搬送人員ともに過去最多を記録しました。
報道資料
健康な人がちょっとした体調不良や不安で大病院などに受診したり、救急車を利用し続けることについては、救急病院が混雑しすぎてしまって、本来は助かるべき人が後回しになってしまうなど議論があり、これらをどうやって交通整理するかについてはもちろん日々努力しています。
しかし、こういった状態にあるってことをまずみなさんに知ってもらって、上手に伝える工夫が必要だという話になりますね。
テレビやラジオの健康番組で「健康のために●Xを飲みましょう」とかではなく、医療の賢い利用の仕方やかかりつけ医をもったり、薬局での健康相談も利用していくことも大切なんで、そういったのが普通になるといいなぁです。
もうなんでも救急車とか病院というのは無理があるので、「まず現状について知ってもらう」ことがきっかけになりそうですね。
■第4回上手な医療のかかり方を広めるための懇談会 資料
平成30年12月6日
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「日本の医療が持たない」、無関心層巻き込む発信を
上手な医療のかかり方を広めるための懇談会
キャリアブレイン 2018年12月06日
https://www.cbnews.jp/news/entry/20181206203825
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医療は危機的状況、良質な医療確保のため「上手に医療にかかる」ことが必要不可欠―厚労省・上手な医療のかかり方広める懇談会
MedWatch 2018年12月6日
by skyteam2007
| 2018-12-07 08:30
| 医療