歴史秘話ヒストリア裏話:「パリ ナースたちの戦場~看護婦が見た世界大戦の真実~」 |
参考文献
『日本赤十字社と人道援助』(黒沢文貴 河合利修 編 東京大学出版会)
『メスと鋏』(塩田廣重 桃源社)
第一次世界大戦中、日本赤十字社は、戦時下のヨーロッパに医師、看護婦などを派遣したそうですが、関係記録はありますか。
Answer
日本赤十字社は、救護班を結成してイギリスに送りました。関連記録は、外務省記録「帝国各国間医術開業互認協定雑件 日英間ノ部 開業医資格問題」の中にあります。
Answer
日本赤十字社は、救護班を結成してイギリス、フランス、ロシアに送りました。当館には、外務省記録「帝国各国間医術開業互認協定雑件 日英間ノ部 開業医資格問題」という関連記録があります。
外交史料館ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
ご指摘をいただきました点につき、下記の通り、修正いたしましたので、ご連絡いたします。
「外交史料Q&A 大正期」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/qa/taisho...
※派遣国にフランス、ロシアを付け加え、若干書きぶりを改めました。
なお、第一次世界大戦時に赤十字が救護班を派遣したことに関してとりまとめた外務省記録は消失しています。
(「日独欧州戦争ノ際内外赤十字関係雑件」という記録ファイルが存在していたようですが、火災または戦災により焼失したようです。)
ホームページで紹介している
「帝国各国間医術開業互認協定雑件 日英間ノ部 開業医資格問題」
という記録ファイルに英国に救護班を派遣した際の関連記録が収録されていますが、フランス・ロシアに関する記録は当館の記録の中には見当たらなかったため、イギリスのみの記載となっていたと思われます。
以上、どうぞよろしくお願いいたします。
外務省 外交史料館 閲覧室
NHK総合
●本放送平成26年 5月 7日(水)22:10~22:53総合全国
●再放送平成26年 5月14日(水)
※火曜深夜00:40~01:23
エピソード1 戦時下のパリへ あるナースの「手記」
日本赤十字社フランス派遣救護班
第1次世界大戦と日本人の関わりについて、
エピソード2 初公開!フランス軍史料 ナースたちは何を見たのか
今回の取材では、パリ・
パリ・日赤病院 手術の様子
エピソード3 パリよ、さらば
パリ空襲を目撃するハツメ(再現)
第1次大戦は人々の予想をはるかに超える激戦、消耗戦となり、
ちなみに、この番組の元になった手記を書かれた方は下記の通りです。
■日本赤十字社熊本県支部創設120周年記念一赤十字思想誕生150周年記念一赤十字救護看護婦 竹田ハツメ展 日本赤十字社佛國派遣救護班
http://www.kumamoto.jrc.or.jp/
この第一次世界対戦に従軍した医師は東京帝国大学の塩田広重教授
https://ja.wikipedia.org/wiki/
1915年(大正4年)2月〜1917年(大正6年)
日本人への授与
グラン・トフィシエ以上は通常、民間人が授与されることはなく、最高位のグランクロワは日本人では皇族や伊藤博文(1898年)などが受章している。グラン・トフィシエ受章者は、元総理大臣の中曽根康弘、元東京都知事の鈴木俊一(東京とパリは姉妹都市)、トヨタ自動車名誉会長で日本経済団体連合会名誉会長の豊田章一郎などが受章している。
民間人ではコマンドゥールまでが「日仏間の経済、文化交流の発展への功労者等に与えられる」[6]。医学領域では、第一次世界大戦中の赤十字救護班病院で活躍した東京帝国大学助教授の塩田広重(1916年)、経済領域では三菱ふそう自動車会長の渋谷米太郎(1956年)やソニー創業者の盛田昭夫(コマンドゥール、1998年[14])、トヨタ自動車社長の豊田章男(オフィシエ、2013年)など、文化領域では日本画家の川合玉堂(1931年[15])、小説家の大江健三郎(コマンドゥール、2002年)、建築家の安藤忠雄(コマンドゥール、2013年)などが受章している。