夏の一冊。 |
いつもお世話になっている「勤務医の開業つれづれ日記」の中間管理職先生が、夏の100冊を募っています。
自分も何か一冊と思いましたが、さすがにこういう時は、医療改革や医療経済のマニアックな本よりは、我々に共通の話題「死」を、老人医療の現場で見つめてきた久坂部さんの本を一冊お勧めします。
幻冬舎新書
久坂部 羊 (著)
何歳まで生きれば”ほどほどに”生きたことになるのか?長寿をもてはやし抗加齢に踊る一方で、日本人は平均で男6.1年、女7.6年間の寝たきり生活を送る。多くの人にとって長生きは苦しい。人の寿命は不公平である。だが「寿命を大切に生きる」ことは単なる長寿とはちがうはずだ。どうすれば満足な死を得られるか。元気なうちにさがしておく「死ぬのにうってつけの時」とは何か。数々の老人の死を看取ってきた現役医師による”死に時”のすすめ。
chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)
自分は主に急性期でパイプだらけの患者さんとお別れすることが多かったので、ここまでの境地には達することが出来ていません。しかし、こういう物の見方は大切だなと思いました。家族や患者さんとの対話を通してせまりくる死について我々は倫理的な側面でもう少し「考え」る必要があると思いました。
さて、この他にも医師の推薦の本もいいのがならんでいます。ぜひ、こちらの方へ足を運んでください☆
↓