[新しい病気]wiiititisが報告される |
新しい疾患がNEJMに報告されました。ご参考までに…出典はいつものようにbiotoday.comさんからです。(訂正あり:肘→肩)ぽち→
29歳の医師が新しい病・Wiiitis(ウィーアイティス)を報告
2007-06-09 任天堂のWii(ウィー)のテニスゲームのし過ぎで右肩が“テニス肘”になった29歳のレジデントの症例が医学誌に発表されています。研究者等は、このようなWiiのしすぎで生じた症状はWiiitis(ウィーアイティス)として分類できると言っています。
1980年にNintendinitis(ニンテンディニティス)という病気が報告されています。今回の29歳のレジデントもニンテンディニティスと診断されましたが、より特異的にはウィーアイティスであろうと研究者は言っています。
イブプロフェンの1週間投与とWiiゲームを完全にやめることで29歳のレジデントの症状は消失しました。
‥> 関連ニュース
If it's not tennis elbow, it may be / Reuters
‥> 関連文献

Acute Wiiitis. NEJM. Volume 356:2431-2432 June 7, 2007 Number 23

どこの世の中にも、まぁ、ゲーマーというのは居るんですが、やりすぎはいけませんね。一応、うちもあります>任天堂Wii。でも、犬と遊んでるほうが楽しいので、あんまりwiiitisにはならないで済みそうです汗。しかし、ゲームやりすぎて、ただでは転ばないというか、NEJMに載せるべき論文は他にもいっぱいあると思うけど・・・。
「急性Wii炎」…ゲームで肩痛のスペイン医師、自ら命名
任天堂が昨年末に発売したゲーム機「Wii(ウィー)」でテニスのゲームに熱中し、肩を痛めたスペインの医師が、この痛みを「急性Wii炎」と名付け、7日付の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に注意喚起の投稿をした。
Wiiは、画面を見ながらコントローラーを振り回すなどして、ゴルフやテニスなどを実際に似た形でプレーできるゲーム機。
投稿したバルセロナ市のジュリオ・ボニス医師(29)は「日曜の朝、右肩に激痛が走った。何の運動もした覚えがなかった」と自身の体験を伝えた。心当たりは前日、Wiiを買ってから数時間にわたってテニスゲームをしたこと。消炎鎮痛剤を1週間服用し、Wiiを一切しないことで完治したという。
「ゴルフなどのゲームもあり、予想しない筋肉を使うこともありうる。医師はWii炎多発に注意すべきだ」とボニス医師は結んだ。
Wiiは3月末までに世界で約584万台が売れている。任天堂広報部は「強く振り回さなくてもプレーできる、と繰り返し説明している。注意しながら楽しんでいただきたい」としている。