2006年 12月 23日
[救急車]安易な利用は迷惑デス |
救急出場、2年連続で500万件超 06年版消防白書
総務省消防庁がまとめた2006年版消防白書によると、05年の救急車などによる救急出場件数は528万428件(前年比4.9%増)で、2年連続で500万件を超えた。救急車の搬送人数495万5976人のうち、入院加療を必要としない軽症傷病者とその他の割合が52.3%を占めた。
白書は、今後も高齢化・独居化の進展などにより救急需要が増大し続けると予測。10年前に比べ、現場までの到着時間が遅くなっていることから住民の救急要請に迅速に対応できなくなることを懸念し、民間患者等搬送事業者との役割分担や緊急度・重症度による選別の導入について検討する方針を示した。
救急車の出場件数は、全国で1日平均1万4460件(前年1万3741件)で、6.0秒(6.3秒)に1回の割合で救急隊が出場、国民の26人に1人(27人に1人)が搬送されたことになる。現場までの到着時間は平均6.5分(6.4分)に伸びた。医療機関までの収容所要時間も平均31.0分(30.0分)で、1分長くなった。
救急車により医療機関にいったん搬送され、何らかの理由で別の医療機関に転送された人は搬送人数の0.7%(3万5122人)で、99.3%(492万854人)は転送なしに収容された。白書によると、転送者の割合は年々減少している。
救急車の搬送人員に対して救急隊員が応急処置を実施した傷病者の割合は97.9%(485万2249人)。1991年以降に拡大された応急処置の件数は1151万5480件(8.5%増)で、うち救急救命士が傷病者の蘇生などのために行う高度応急処置件数は6万7129件(23.3%増)。
救急隊は全国で4779隊(28隊増)で、救急業務に従事する救急隊員は5万8510人(544人増)。救急救命士の救急隊員は1万6468人(1472人増)に増加した。
2006/12/22日刊薬業
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そろそろ、「入院にならなかった非高齢者」は有料化とか、救急車を年に3回以上利用すると有料とか考えないといけませんね。
というか、逆に言うと電話で「急ぎ」でないのは判定できませんが、到着して明らかに軽症だった場合は「引き受け拒否」とかが出来ればいいのですが。
税金で行うから利用しなきゃ損だといわんばかりのわがままな一部の方のために「本当の急病人」の治療が遅れることは大反対です。
日本も、そろそろ有料が当たり前にするべきです(自動車や身寄りのいない高齢者は別ですが…)。
by skyteam2007
| 2006-12-23 02:04
| 医療