[がん難民68万人?]数字の一人歩き |
「がん難民」68万人、医療機関さまよう・医療政策機構推計
特定非営利活動法人(NPO法人)「日本医療政策機構」は7日、医師の説明や治療方針に納得できず複数の医療機関をさまよう“がん難民”が68万人に上るとの推計を発表した。がん難民の解消で年間約5200億円の医療費が削減できるとも試算。がん難民に関する調査は国内で初めてという。
推計は昨年1―6月に東京大が実施したがん患者らを対象にしたアンケートの結果を同機構が分析。同機構の近藤正晃ジェームス副代表理事は「がん難民の解消には専門医の有無や治療成績などの情報開示や相談窓口の設置が有効。医療費削減のためにも対策が必要だ」としている。
同機構によると、「治療方針選択に納得できなかった」というがん患者は27%。2002年度のがん患者数約128万人に当てはめ、約33万人と推計した。さらに「治療説明に不満足」というがん患者を含めると、53%と半数を超え、推計患者数は68万人に達するという。 (23:02)
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というか、こういう数字って恣意的に算出はいくらでも可能です。じゃぁ、現実問題としてきちんとした治療を受けられない人が路頭に迷っているかというと、そうでもない、きちんとした治療を受けているのか?という不安や意見を含めそういう「不足感」があると思います。
というか、そんな数字を取り上げてこの機構は「なに」をしたいのだろうか?解決するには簡単ではない、看護師さんだって医師だって不足しているのだ。それを簡単に解決できるほど生やさしくない。国に「ガン対策」といっても生活習慣病対策に熱心に言うけど、早期発見=治療費削減とは限らないわけで(効率が悪ければ、無駄な検査をしまくるとも言えなくもない)、効率が悪かろうとPET検査などの画像診断などの一般化をすすめ、さらにお金がかかる制度になりかねません。どうも医療費が高騰するきっかけを作っているように思います
ちなみに、特定非営利活動法人日本医療政策機構http://www.healthcare-policy.org/は黒川先生が会長さんしておられます。もちろん、医師も加入していますがアメリカ至上主義の青木さん、医療の産業化推進論者中心でしょう。きっと、自分たちの儲けを増やすために…もっと高度のサービスを!って叫びながら民間のがん保険とか売り歩くのかな?
実際に、この数字が多い少ないはわかりませんが、「人の不幸につけこむ商売」はあまりして欲しくないなぁ…って暴論でしょうか?。