2015年 01月 07日
21世紀の医療に求められるもの |
去年はあまり後半になって更新ができなくて申し訳ありませんでした。
これまでは「病気になったら病院へ…」でしたが、これからは「病気になったらまずはかかりつけの医師へ」がテーマになります。
また、病気になる前にならないようにきちんと定期的に健康診断を受けるなどが必要になっています。
ようやく松があける頃になって、いろいろと政府の方針が出てきています。地方の公的病院も含めて病床再編がすすみそうですね。
大病院がそばにあることは安心にもつながります。しかし、そういった病院に受診する必要がない患者さんまでもが病院に集まることは、結果として病院の混雑や重症患者さんの後回しになっています。
これまでは「病気になったら病院へ…」でしたが、これからは「病気になったらまずはかかりつけの医師へ」がテーマになります。
また、病気になる前にならないようにきちんと定期的に健康診断を受けるなどが必要になっています。
病院に定期的にかかっている患者さんはともかく、そうでない患者さんの場合、過去の病気の歴史や薬の内容などは必須です。そういう情報がないと「初めまして」(ゼロ)から始める必要があり、その分診断が送れます。
かかっている病気の名前や、薬の内容、どんな病気にかかったかの記録(既往歴)がはっきりしていれば、その分、診察に舞わせるのはもちろん、不要な検査も防げます。
今後は、病気になってからの医療ではなく、病気にならない努力が国民一人一人に求められます。
それと、地域包括ケアとかは結局は「地域」ごとに異なる背景でも目指すのは、病気になっても自宅で元気に暮らせる未来を夢見たいものです。
かかっている病気の名前や、薬の内容、どんな病気にかかったかの記録(既往歴)がはっきりしていれば、その分、診察に舞わせるのはもちろん、不要な検査も防げます。
今後は、病気になってからの医療ではなく、病気にならない努力が国民一人一人に求められます。
それと、地域包括ケアとかは結局は「地域」ごとに異なる背景でも目指すのは、病気になっても自宅で元気に暮らせる未来を夢見たいものです。
それを実現するためには医療者だけではダメで、住民参加が必要です。一部の声の大きい方たちによってゆがめられるべきではなく、また患者さんが自由にできるものでもありません。民間病院だろうと公的病院であろうと、それは地域に住む人にとっては共有資源です。
病院が一つづつ経営母体が違っても、地域にとっては必要な医療を提供するために存在するので、個人病院といえども、地域のため。
そのために患者さんの紹介や相談にのってあげる姿勢が必要です。そういう「地域の連携」がより重要になり、特定の病院による囲い込みビジネスモデルは終焉になったと思います。
21世紀の医療を夢想する必要があるくらいまだ実現する未来は遠く見えますが、政府が意識している2025年まであと10年。その時に多くの人が高齢者になるので、より住民が大切に思う病院をみんなで地域にもてるようになりたいですね。
by skyteam2007
| 2015-01-07 22:55
| 医療