2014年 05月 22日
とことん会議@埼玉:地域医療のことは地域のみんなで |
東京ではオリンピックに浮かれていますが、2025年の医療のピークはあと10年ほど先の未来です。
それを前に地域医療について考える会が埼玉で「医療を考えるとことん会議」として動き出し
ているのは心強いです。
というのは、埼玉県や神奈川県では今後、高齢者が激増することがわかっており、2025年までに
大問題になるのは下記の通り。
日本では病床過剰のため、病院の数がどんどん減ってきており、一方埼玉や千葉、神奈川などで
は、医療が急激に必要になってしまうことがミスマッチです。
また高齢者が脳卒中、心筋梗塞、がんなどになって、がんは急ぎませんが、脳卒中や心筋梗塞な
どは救急医療が必要となるため、今よりも2倍近くの患者さんが増えることも予想はたやすく・・・
そういった意味で、健康維持やかかりつけ医をもったりして防衛することは、最低限必要な対策です。
まぁ、それでも・・・間に合うかですが、やらないよりははるかにマシです。今後、地域医療は国が
行うものではなく、地域の住民全体で考えていく必要があると思います。
==============================
2025年問題と住まいを考える〜日本に迫る超高齢化社会の様相〜
2025年の日本は5人に1人が75歳以上の高齢者
国立社会保障・人口問題研究所による将来推計人口(2013年3月推計)をみると、2025年における75歳以上人口は約2,179万人で、全国のおよそ5人に1人が75歳以上の高齢者となる。
その増加率は都市部ほど顕著で、2010年比では全国が53.5%増なのに対して、埼玉県が99.7%増、千葉県が92.3%増、神奈川県が87.2%増、大阪府が81.3%増、愛知県が76.7%増、京都府が65.5%増、奈良県が63.4%増、東京都が60.2%増となっている。」
=====================================
医療を県民目線で
朝日新聞 2014年5月21日
◇県、「とことん会議」初会合/学識経験者・NPO関係者らで組織
急速な高齢化の中で懸念される救急医療の先細りや、増大する医療費などの問題を県民目線で考えていこうと、県は学識経験者やNPO関係者らでつくる「県医療を考えるとことん会議」(座長=伊関友伸・城西大教授)を立ち上げ、さいたま市の知事公館で20日、初会合を開いた。
この日、川越市で夜間に特化した救急クリニックを開く医師上原淳さん(50)が講演し、救急搬送の受け入れを40回以上も断られた末に運ばれてきた患者がいたことなど救急医療の現状を報告。その後、委員らと意見交換した。
朝日新聞 2014年5月21日
◇県、「とことん会議」初会合/学識経験者・NPO関係者らで組織
急速な高齢化の中で懸念される救急医療の先細りや、増大する医療費などの問題を県民目線で考えていこうと、県は学識経験者やNPO関係者らでつくる「県医療を考えるとことん会議」(座長=伊関友伸・城西大教授)を立ち上げ、さいたま市の知事公館で20日、初会合を開いた。
この日、川越市で夜間に特化した救急クリニックを開く医師上原淳さん(50)が講演し、救急搬送の受け入れを40回以上も断られた末に運ばれてきた患者がいたことなど救急医療の現状を報告。その後、委員らと意見交換した。
=====================================
埼玉県医療を考えるとことん会議を開催します 県民目線で医療のあり方を考え、県・県医師会・医療機関・県民等に提言します
埼玉県 2014年5月16日
http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news140516-03.html
部局名: 保健医療部
課所名: 保健医療政策課
担当名: 新都心医療拠点・医療プロジェクト推進担当
担当者名: 矢島・飯澤
内線電話番号:2243
直通電話番号: 048-830-2243
Email: a3510-16@pref.saitama.lg.jp
救急医療の弱体化、増大する医療費など、埼玉県の医療は様々な問題を抱えています。
また、今後全国一のスピードで高齢化が進む本県では、医療需要が高まり、これらの諸問題がさらに深刻化する可能性があります。
そこで県では、県民主体で医療について徹底的に議論する「埼玉県医療を考えるとことん会議」を立ち上げます。
県民目線で議論した内容をまとめ、県や県医師会等に提言することで、県民ニーズに即した医療政策や医療提供体制の実現につなげます。また、提言内容を県民にも広く発信し、県民一人一人が医療について考える機会を提供します。
●本会議の主な特徴
1 医療及び行政関係者を除く県民主体の会議
医療の分野では、医療関係者が中心となって政策決定が行われる状況にあります。しかし、安心・安全な医療体制を構築するためには、医療の受け手である県民が主体的に議論し、県民ニーズに即した医療政策や医療提供体制の実現につなげることが必要です。この会議は、県民主体で検討した医療のあり方を県や県医師会等に提言し、持続可能で安心・安全な医療体制づくりを目指します。
2 現場で活躍する医師が外部講師として参加
救急医療や在宅医療の第一線で活躍する医師を講師に招き、今医療の現場で起こっていることをしっかりと各委員に伝えてもらいます。
第1回の会議では、「眠らない夜のお医者さん」としてメディアにも取り上げられ、夜間救急専門のクリニックで地域医療の再生を目指す、川越救急クリニックの上原淳院長に救急医療の現状についてお話していただきます。
第2回では、病気のことなら何でも気軽に相談できる「よろず医療相談所」となることを目標に在宅医療に熱心に取り組む、岡野クリニック(越谷市)の岡野昌彦院長に在宅医療の現状についてお話していただきます。
3 多様な委員による多角的な議論
会議には、学識経験者・NPO・医療保険者に加え、大学生・企業経営者・ジャーナリスト等に加わっていただきます。様々な経験や経歴を有する委員が、それぞれの立場から医療の問題について考え、活発に議論します。
●主な実施概要
○ 第1回:5月20日(火) 10:00~12:00【於 知事公館中会議室】
・埼玉県の医療の現状についての説明(県保健医療部)、質疑
・救急医療の現状についての説明(川越救急クリニック 上原淳院長)、質疑
○ 第2回:6月17日(火) 14:00~16:15【於 本庁舎庁議室】
・在宅医療の現状についての説明(岡野クリニック 岡野昌彦院長)、質疑
・委員による報告、質疑
○ 第3回:7月29日(火) 14:00~16:15【於 本庁舎庁議室】
・医療費の現状についての説明(全国健康保険協会 柴田埼玉支部長)、質疑
・委員による報告、質疑
○ 第4回:8月26日(火) 13:30~16:30【於 知事公館中会議室】
・県民ニーズに即した医療提供体制実現に向けた課題と解決策の提示
○ 第5回:9月16日(火) 14:00~16:00【於 知事公館中会議室】
・提言案に対する意見
○ 第6回:10月21日(火)14:00~16:00【於 知事公館中会議室】
・提言とりまとめ
埼玉県医療を考えるとことん会議を開催します 県民目線で医療のあり方を考え、県・県医師会・医療機関・県民等に提言します
埼玉県 2014年5月16日
http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news140516-03.html
部局名: 保健医療部
課所名: 保健医療政策課
担当名: 新都心医療拠点・医療プロジェクト推進担当
担当者名: 矢島・飯澤
内線電話番号:2243
直通電話番号: 048-830-2243
Email: a3510-16@pref.saitama.lg.jp
救急医療の弱体化、増大する医療費など、埼玉県の医療は様々な問題を抱えています。
また、今後全国一のスピードで高齢化が進む本県では、医療需要が高まり、これらの諸問題がさらに深刻化する可能性があります。
そこで県では、県民主体で医療について徹底的に議論する「埼玉県医療を考えるとことん会議」を立ち上げます。
県民目線で議論した内容をまとめ、県や県医師会等に提言することで、県民ニーズに即した医療政策や医療提供体制の実現につなげます。また、提言内容を県民にも広く発信し、県民一人一人が医療について考える機会を提供します。
●本会議の主な特徴
1 医療及び行政関係者を除く県民主体の会議
医療の分野では、医療関係者が中心となって政策決定が行われる状況にあります。しかし、安心・安全な医療体制を構築するためには、医療の受け手である県民が主体的に議論し、県民ニーズに即した医療政策や医療提供体制の実現につなげることが必要です。この会議は、県民主体で検討した医療のあり方を県や県医師会等に提言し、持続可能で安心・安全な医療体制づくりを目指します。
2 現場で活躍する医師が外部講師として参加
救急医療や在宅医療の第一線で活躍する医師を講師に招き、今医療の現場で起こっていることをしっかりと各委員に伝えてもらいます。
第1回の会議では、「眠らない夜のお医者さん」としてメディアにも取り上げられ、夜間救急専門のクリニックで地域医療の再生を目指す、川越救急クリニックの上原淳院長に救急医療の現状についてお話していただきます。
第2回では、病気のことなら何でも気軽に相談できる「よろず医療相談所」となることを目標に在宅医療に熱心に取り組む、岡野クリニック(越谷市)の岡野昌彦院長に在宅医療の現状についてお話していただきます。
3 多様な委員による多角的な議論
会議には、学識経験者・NPO・医療保険者に加え、大学生・企業経営者・ジャーナリスト等に加わっていただきます。様々な経験や経歴を有する委員が、それぞれの立場から医療の問題について考え、活発に議論します。
●主な実施概要
○ 第1回:5月20日(火) 10:00~12:00【於 知事公館中会議室】
・埼玉県の医療の現状についての説明(県保健医療部)、質疑
・救急医療の現状についての説明(川越救急クリニック 上原淳院長)、質疑
○ 第2回:6月17日(火) 14:00~16:15【於 本庁舎庁議室】
・在宅医療の現状についての説明(岡野クリニック 岡野昌彦院長)、質疑
・委員による報告、質疑
○ 第3回:7月29日(火) 14:00~16:15【於 本庁舎庁議室】
・医療費の現状についての説明(全国健康保険協会 柴田埼玉支部長)、質疑
・委員による報告、質疑
○ 第4回:8月26日(火) 13:30~16:30【於 知事公館中会議室】
・県民ニーズに即した医療提供体制実現に向けた課題と解決策の提示
○ 第5回:9月16日(火) 14:00~16:00【於 知事公館中会議室】
・提言案に対する意見
○ 第6回:10月21日(火)14:00~16:00【於 知事公館中会議室】
・提言とりまとめ
by skyteam2007
| 2014-05-22 17:51
| 医療