2014年 01月 01日
医療改革:2014年は激動のはじまり? |
平成26年となりました、今年もよろしくお願いします。去年はイザ!からの引っ越しでこちらで始めたのですが、いわゆるゼロから出発?みたない形になりますので、過去の記事を全部載っけずにぼちぼちやります。
さて、今年は医療制度に大きな動きがありそうです。医療法の改正と消費税引き上げ、そして診療報酬の改定。
診療報酬の改定はいつものように2年ごとの改定です。問題は消費税が同時に上がることになっていることです。2015年10月にも消費税が引き上げられる計画でして、すると診療報酬が2014年4月、2015年10月、2016年4月に改定があることになります。
つまり今年から3年間、毎年のように改定があることです。(引き上げを遅らせたりすれば2回です)
窓口での対応も大変ですが、おそらく患者さんや利用者にとっても負担が増えることが決まっています。
さらに2015年4月には介護報酬の改定もあり、ややこしい話になりそうです。
消費税の問題は、売上税導入時の議論からで、今さら元に戻せないのであきらめるしかないのですが、患者さんが支払っていない分、医療機関や医師が負担する構造は、影響が大きいですね。
また、変化としては、医療法の改正で、こちらは「病床機能、レセプトデータに追記して報告- 厚労省検討会」の記事にあるように、今後、入院患者の診療情報をつけて報酬に活かそうということで、ますます病院としての機能にあわせて、病院の生き残り戦略が求められることになります。
具体的には、365日リハビリを実践しているかとか、病院での看護必要度なども含めて、どんな患者に対してどういった医療を提供しているかをチェックする方向になったと言えます。
今後、病院の機能強化をはかるためにも、病院の医療情報の整備と専任スタッフがいることが違うので、今後検討の対象にしたいと思います。
by skyteam2007
| 2014-01-01 00:00
| 医療