2007年 02月 12日
[一般市民は無関係?]医師不足を考える講演会 |
勤務医の過酷さ訴え 津で医師不足考える講演会
深刻化する医師不足問題について考える県保険医協会主催の講演会が10日、津市の県総合文化センターであり、滋賀医科大の垰田(たおだ)和史助教授が勤務医の過酷な労働状況を説明した。
医師不足の背景として、厳しい労働環境から勤務医を嫌って開業する医師が増えている問題が指摘されている。講演会は勤務医の現状について考えようと県内の医師でつくる同協会が企画。医療関係者や医学生ら約50人が参加した。
垰田助教授は、病院の常勤医師の勤務時間が週平均で70時間を超えている統計資料などを紹介。残業による睡眠不足のため患者との人間関係や医療の質に悪影響を与える危険性を指摘した。
国立大の独立法人化と新たな臨床研修制度の導入が重なった2004年以降、労働条件を重視する若い医師が増えた点にも触れ「情熱と労働条件は別。医師にモチベーション(意欲)があれば地域医療を担ってくれるというのは現実とずれている」と主張。「医師不足の原点は勤務医の過剰労働。若い医師に魅力ある職場づくりが必要」と話した。
(矢野修平)
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こういう講演会があったりすることで、市民の方が実際の問題を身近に感じられればいいのですが、医療従事者だけが傷をなめあっておしまいでは…根本的な解決にはなりはしません。会合を開くだけではなく、どうやって政府や政治家に働きかけるか?そういうフェーズに入っていると思いますが。手をこまねいているあいだに、医療過疎地になってしまうのは残念なことですね。患者さんにとっては関係ないのならいいのですが、自分たちの健康を守ってもらえなくなっていいのか?そういう視点がこの記事には一切欠けています。
政府がこのままの医療切捨て路線を驀進することについて、一般市民はどれほど危機感をもたないでやっているのか?外資系の医療保険に入っても、お金が多少もらえたとしても、医療を受けられる施設が減ることについてどう思うのでしょうか?今のうちですね。マスコミが「病院次々閉鎖」とか「病院売却」などがオンパレードしだす頃にはどうにもならなくなっているでしょう。そして医師会もこういう催事を通してガス抜きを行っても、根本的な解決に至っていないことをもう少し真摯に取り組んでほしいのですが、無理かなぁ。ぽち→
by skyteam2007
| 2007-02-12 18:04
| 医療