[療養型病床]役人は療養型を目の敵 |
どうもマスコミは相変わらずも「医者ってサイテー番組」を作って、視聴率を稼いでおられるようですね。勤務医である限り、こういう放送を眼にすることは‥いかにマスコミの取材能力が低くて、現在の問題を取り違えているのか?そういう意味では彼らを教育するのは遠い夢幻なのかな?まぁ、きちんとした取材をもとにしておられるのでしたら同意しますが‥いわゆる「針小棒大」の類で、いかに日本の医療がこれから悪くなっていくかを知らぬマスコミの無能ぶりが露呈するわけです(少し毒をはいておく)。
chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)---
保険局・原医療課長 区分1の意味付け、議論は中医協で
厚生労働省保険局医療課の原徳壽課長は10日、診療報酬調査専門組織「慢性期入院医療の包括評価調査分科会」で、「医療区分1の意味付けの議論は点数にかかわる問題であり、中医協で議論することになる」と述べ、同分科会の調査結果がまとまった後、来年早々にも中医協で議論を進める考えを示した。
療養病棟入院基本料の医療区分の考え方では、区分3と区分2の定義に当てはまらず、残った「その他大勢」の患者状態が区分1とされている。同分科会の委員の間では「2004年度調査の段階では、区分1は医療の必要性のない患者との発想はなかった」との意見が依然として根強い。ただ、原課長は「医療区分1とは基本的に病院の中で診ていく人ではないと思っている」と述べ、入院医療の必要性の低い患者状態であることをあらためて強調した。
日刊薬業2006/11/15
chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)----
こういう役人の考えが厚生労働省の中心にいるということは、区分1の老人は施設か自宅に…あるいは現代版姥捨て山か?
結局、都合のいい時だけ「お金」は出すが、お金がかかるとなるとすぐに朝令暮改。まったく、信用になりませんなぁ。CareNetのブログのDr.本田の切り捨て御免!をご存知でしょうか?そこにも厚生労働省のお役人の考えがにじみ出ています。
急性期以外は医療ではない
http://blog.carenet.com/honda/entry/2006/11/001721.phpωSID=9971909852876865
もっと、この連中に油を注いでいるのが「小泉」さんの遺産。経済財政諮問会議。キャノンとかトヨタなどのお歴々がたが出席される会議で、経済界は「法人税を下げろ!」といいながら、「医療費はもっと効率的に使えば安くできる」というご意見。はいはい‥ごもっとも?。自分たちは不法に派遣社員とかを使い、税金も安い海外で工場を作り‥。まぁイインゴミブンデスネ。
医療・介護の高コスト構造是正へ 諮問会議プログラム作成で合意
経済財政諮問会議(議長・安倍首相)は10日、社会保障改革の集中審議を行い、医療・介護サービスの効率化に向けて「高コスト構造是正プログラム」を年度内をめどに作成することで合意した。安倍首相が柳沢厚生労働相にプログラム作りに取り組むよう指示した。
会議では、御手洗冨士夫・日本経団連会長ら民間議員が、国民への負担増や給付削減を行う前に、医療・介護のコスト削減を徹底すべきだとして、2007年度からの5年間に、どれだけコスト削減できるかを示す数値目標の設定を求めた。これに対し、柳沢厚労相は「高コスト是正は重要だが、必要な制度改革を積み上げるべきだ」と反論し、今後、コスト削減に向けて検討すべき項目を諮問会議に示すことを決めた。
民間議員は、現在は出来高払いになっている診療報酬体系を、例えば風邪なら何点という形で包括払いにするように求めているほか、電子カルテ化や、長過ぎる入院期間の短縮化などを求めており、こうした項目が検討事項となりそうだ。
(2006年11月11日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20061113ik04.htm
その会議の内容についてはこちら参照。突っ込み所はいっぱいありますが‥。また勉強しながら‥やっていきますか?
http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2006/1110/shimon-s.pdf